葬儀会社の比較

葬儀・お葬式に役立つ情報を詳しく解説します

■葬儀会社を比べる

葬儀を執り行うにあたり、どの葬儀会社にご依頼をするかはより良い葬儀を行うための重要ポイントになります。葬儀会社の選択により、葬儀は良くも悪くもなります。
まずは、葬儀会社の徹底比較をすることです。葬儀会社を比べることは、消費者としてしなくてはならない義務だと考えても良いと思います。
葬儀は、何度も経験する事でもないため、一般の商品と違いはありますが、根本的には、ご遺族は消費者でもあるわけです。一般の商品は、買い替えが可能なものが多いものですが、葬儀は買い替えができません。その点を踏まえ、葬儀会社をしっかりと比べることで、より良い葬儀を執り行える葬儀会社を選択することです。

では、どのように葬儀会社を比較していくか、何を比べるのか、それさえも実のところ明確ではなく葬儀に関して白紙状態の方も多いでしょう。そこで、葬儀会社を比較する前段階として、まずはどんな葬儀を行いたいのか、葬儀のどこに比重を置くのかを漠然としたイメージでも構いませんので、葬儀（お葬式）のイメージを持つことです。

あまり費用をかけず極力簡素化する形式をとるのか、それとも故人の社会的位置を重視し、幅広く故人の死を告知する形式をとるのか、葬儀の規模を決めるポイントになりますので、納得できる葬儀のイメージをしていきましょう。

■葬儀のイメージをする

葬儀とはとても非現実的なイメージですが、葬儀は現実です。
例えば、美味しいケーキを買う、どこのケーキを買おうか迷う、その時何を基準にして選ぶでしょうか。味、値段、量、食べやすさ、店舗の数、近くのお店、etcとひとつのケーキを購入するにしても、比較をしながら購入します。これは日常的にある現実です。そして、葬儀は非日常の現実です。

ケーキひとつにしても、私達は比較をしながらどこに比重を置くかで購入しています。葬儀もまた同様にして、葬儀会社を比較しながら何を重視していくかで選択することです。
他の業種と同様、葬祭会社はそれぞれ個性をもっています。選ぶ基準は人それぞれです。価格の安さを基準にする人もいれば、少々高くても内容の良さを基準にする人。祭壇や棺等の使用する物にこだわる人。きめ細やかな対応を求める人。他にも求める事は際限なくあり、全てが葬儀会社の比較基準にもなります。

いくら利用経験のある方に紹介してもらった葬儀会社であっても、ご遺族（又は生前予約ではご自身の場合）の価値観や選択の基準が違えば満足できないこともあります。葬儀会社の比較基準を持つことで、より良い葬儀会社を選ぶことができていきます。漠然としたイメージでも葬儀（お葬式）のご希望内容を持つことで、葬儀会社を比較する基礎ができあがります。

このように、葬儀をどうしたいかをイメージしていくと、参列する方の人数や葬儀形態、予算などが浮かんでくるでしょう。また、イメージをする段階において、既に葬儀の内容がほぼお決まりになっている方もおられるでしょう。何れにしましても、できることであれば、ご家族・ご遺族との意見をまとめ、文書にしておくことをお勧めします。また、葬儀会社を比較するのは、実際に葬儀を執り行わなくてはならない場合に限らず、生前からの事前相談の段階でも必要不可欠です。事前相談を含めて、葬儀会社を比較することは必要に迫られる葬儀へのステップだと考えておきましょう。

■葬儀前に考えておくこと

・葬儀を行う場合の宗教・宗派
・葬儀に対する大まかな予算
・参列者の大まかな人数
・遺影に使う写真選択
・御親族等の連絡先リスト

葬儀のイメージができあがったら、葬儀会社の情報を取り寄せます。事前相談を含め、葬儀会社を比較していきます。まずは、葬儀会社の感じを確かめるために、複数の葬儀会社の資料を集めたり、電話をしてみたり、対面でのお話もしてみることです。
葬儀会社の雰囲気やスタッフの対応を実感することは、葬儀会社を比べる要素になります。

■葬儀会社の比較ポイント

葬儀会社での自社施行で葬儀を行っているか。

葬儀会社によっては、自社施行ではなく、下請けや提携会社が実際に葬儀を執り行う葬儀会社もあります。自社施行ではない場合は、葬儀のご希望がキチンと伝達されているかが重要になります。自社施行の葬儀会社であるか否かは、葬儀会社の比較ポイントになります。

実店舗を持ち、運営をしている葬儀会社であるか。

店舗を持たない葬儀会社も実在しています。お時間があれば、葬儀会社へ足を運びご相談をしてみるのも葬儀会社の比較になります。

ホームページやパンフレットなどで情報が確認できる葬儀会社であるか。

ホームページやパンフレットは、葬儀会社を比較するのに便利な物です。ホームページやパンフレットは全ての葬儀プランが掲載されているわけではありませんが、葬儀会社を比較するのに大まかな料金や葬儀会社の規模を知ることができます。ホームページやパンフレットがない葬儀会社であれば、必ず店舗に出向きしっかりとしたご案内をしてもらう事が必要です。

話や希望をきちんと聞いてくれ、質問や疑問にも丁寧に返答してくれる葬儀会社であるか。

希望もろくに聞かない、質問にも応じない、といった葬儀会社は、論外です。どのようなご相談にも親切丁寧に応じてくれる葬儀会社をピックアップしていき比較検討していきましょう。

密葬や家族葬などの小規模の葬儀にも親身になって対応をしてくれるか。

中には、利益にならない葬儀だと判断すると、とても冷たい態度になる葬儀会社もあります。葬儀の利益だけを追求している葬儀会社は、ご希望の葬儀よりも高い葬儀プランを勧めてきたり、小さな規模の葬儀を嫌がったりします。小さな規模の葬儀でも親切丁寧な対応してくれる葬儀会社を選べるように葬儀会社を比較していきましょう。

葬儀会社側からの一方的な押しつけでなく、希望に沿った提案・見積を出してくれるか。

葬儀会社のお勧めプランが悪いとは限りませんが、ご希望を無視したプランを打ち出す葬儀会社も実在しています。一番優先は、ご遺族（又は事前相談の場合ご自身も含）のご希望です。ご希望に沿う葬儀プランとお見積りを出す葬儀会社の中から比較を行い、葬儀会社を選ぶことをお勧めします。

見積書が○○一式というような曖昧な記載ではなく、細かく明記されているか。

葬儀の費用は後々の揉め事の一番要素です。料金については、細かな部分まで打ち合わせをすることです。また、見積書は詳細を記してあることが葬儀会社を選ぶ決め手にもなります。見積書は、数社から出してもらい、葬儀会社を比較していきましょう。

見積書の内容を詳細までわかりやすく説明をしてくれる葬儀会社であるか。

見積書の内容が詳細まで記してあっても、その内容がわからない事も多々あります。用途不明の詳細な見積もりに関して、細かくわかるまで説明ができる葬儀会社でなければいけません。見積書の内容を細かくわかるまで説明してくれる葬儀会社であるか否かが葬儀会社の比較となります。

相談する度に担当者が変わったりしないか。

葬儀会社によっては、担当者が葬儀の間も変わる事もあります。葬儀担当者によって、葬儀は良くも悪くもなると言われています。心ゆくまで相談のできる葬儀担当者であることと、出来る限り葬儀担当者が変わらない葬儀会社を選ぶようにしましょう。葬儀担当者は、葬儀会社を比べる基準に大きな影響を与えるポイントにもなります。

葬儀後のアフターサポートや手続きなどについてしっかり説明してくれる葬儀会社であるか。

葬儀が終わった時点で葬儀会社との縁が切れるわけではありません。葬儀後もお支払の手続きもありますし、後に再び葬儀会社を利用する場合もあります。葬儀後に発生したトラブルや不明点等にはどのような形で対応してくれるかを事前に説明してくれる葬儀会社であれば安心です。葬儀後のアフターサポートや手続きの説明を省く葬儀会社は、葬儀後の質疑応答が危ぶまれます。葬儀会社を比較する場合、このような葬儀後の事までも視野に入れておくべきです。

■葬儀会社比較のサポート

葬儀を行う場合、突然の事で慌てており、パニックになっていたりするものです。葬儀会社を比較する手間を省きたくもなることもあるでしょう。
葬儀会社とは、日常生活を送るなかで関わることは殆どありません。安心できる葬儀ガイドでは、葬儀の事前相談・準備のページも掲載しておりますが、生前に葬儀会社の比較をし、葬儀会社をお選びいただくことができます。

葬儀会社を比較する際は、何れにしましても、数社の葬儀会社をピックアップしていくことになります。
安心できる葬儀ガイドでは、個人では難しい葬儀会社のピックアップのお手伝いをしております。ご相談者様のご希望する葬儀を伺いながら、対応できる葬儀会社をご紹介することもできますので、葬儀会社を比較する際は、安心できる葬儀ガイドのフリーダイヤルをご利用下さい。

葬儀会社を比較し、納得のいくご希望の心のこもった葬儀を行うために本当に良い葬儀会社を選びましょう。人生の最大なる最後のお葬式は、誰のためでもなく故人とご遺族のためのものです。心のある葬儀を執り行えるよう、葬儀会社の比較に当社スタッフがサポートをしてまいります。