名古屋市にある名古屋市八事霊園・斎場（なごやしやごとれいえんさいじょう）は、名古屋市が運営しております公営斎場です。火葬場が併設されているため、通夜、葬儀、火葬を一貫して行うことができる斎場であり、名古屋市の方が利用しやすい公営斎場です。

名古屋市八事霊園・斎場は八事霊園内にあり、大正4年6月から使用の開始された歴史ある斎場のひとつであり、改築と改良を重ね、現在は46基と日本の火葬場の中でも最も多い炉数を持っている名古屋市内で唯一の火葬場として常に混雑している斎場です。
現在は、天然ガスを燃料とし、火葬設備の自動化、排煙の無煙・無臭化など環境に配慮した施設となっております。動物炉は2基あり、ペットの火葬も行うことのできる斎場です。平成23年12月から友引日の火葬を行われています。
八事斎場の老朽化と混雑を受け、港区南陽地区に第二斎場の建設が進められています（2012年着工、2015年完成予定。

名古屋市八事霊園・斎場は施設は火葬場のご利用となり、斎場利用に関しましては、お通夜、ご葬儀を執り行う場合はお近くの斎場をご利用いただく形となります。火葬利用時の際の控室使用は有料の休憩室が16室あり無料が27組あります。有料休憩室では飲食の注文が可能となっております。

名古屋市八事霊園・斎場のアクセスは地下鉄八事駅から1km、車で3分の場所に位置します。お盆などの時期には交通規制が行われるため、市では公共交通機関の利用を呼びかけられています。

原則として、宗教・宗派を問わずご利用いただけます。また、名古屋市八事霊園・斎場は公営斎場ですので、斎場従業員は公務員であるか、公務員に準じていますので、斎場従事者への心づけ（金銭・物品）のお渡しは禁止されています。